世界に誇る「お花見文化」を次世代へ継承 第一弾・越境クラウドファンディングを開始

世界中からのご支援により、桜の風景を守り創る

創業1920年の日本酒蔵元林本店(代表取締役社長:林 里榮子 本社:岐阜県各務原市 以下林本店)は、岐阜の桜名所1,200本の「百十郎桜」と、日本伝統文化「お花見」の風景を守り、創りたいとの想いから、第一歩として、世界中の方たちからの力を結集できる越境クラウドファンディングを本日より開始します。

桜が直面する危機的な現状

百十郎桜を含め、日本全国各地の桜名所で最もポピュラーな品種「ソメイヨシノ」は、現在日本の桜の80%を占めます。その寿命は約60年といわれ、戦後となる1945年以降に国策で日本全国各地に桜が植樹され75 年以上が経ちました。現在、日本全国で老木化し枯れて倒れるものまであります。「​ソメイヨシノ」は、少数の桜から作られたクローンです。同じ原木から接ぎ木や挿し木で増やされたため、開花時期に一斉に咲いて一斉に散り、同時に老朽化を迎えてしまいます。

お花見文化を継承

林本店は、岐阜県各務原市出身の歌舞伎役者「市川百十郎」氏をリスペクトした日本酒の銘柄、「百十郎」 シリーズを展開しています。「満開の桜の下で楽しく飲めるお酒」として、日本文化の象徴として、世界中 から愛されるお酒となれ、との願いを込め、国内と世界各国へ提供しています。

今回、市川百十郎氏により寄贈された「百十郎桜」が危機を迎えていることを知り、「百十郎」というお酒 を醸すだけでなく、「百十郎桜」に対しても新たな施策を試みる必要があると考えました。

越境クラウドファンディングによる力を活用

お花見は1300年以上前から続く日本を代表する伝統的な風習でありながら、桜は老朽化し衰えています。老朽化した桜を守るだけでなく、新たに将来に向けてお花見の場所を創っていく必要があります。春を感じ気持ちが癒され、世界中で愛される日本が誇る伝統の「お花見」文化を次世代につないでいくため、世界中の方たちからの力を結集できる、株式会社MATCHA(以下MATCHA)が運用する、日本唯一となる越境クラウドファンディング「Japan Tomorrow」サービスを活用し、第一歩を踏み出すこととしました。

「Japan Tomorrow」を通じて、日本語と英語、中国語で世界に向けて発信します。

MATCHAが運用する「Japan Tomorrow」について

MATCHAは、世界240以上の国・地域から月間340万人以上が訪問する、日本最大の訪日観光メディアを運用。観光、グルメ、文化、便利情報など、日本に関する魅力的な記事を10言語で発信多国籍の編集者がプロの目線で編集し、熱量を持った記事を届けています。しかし現在、インバウンド−99.9%と訪日外国人観光客の気配がなく、そのような状況でも、MATCHAには「日本に行きたい」と望む声が毎日のように届いています。世界の「行きたい」と日本の「来てほしい」を繋ぐクラウドファンディングプラットフォームが、「Japan Tomorrow」です。

「百十郎桜」の点、線、そして面へ

「百十郎桜」を起点とし、各務原市内一円は大きな桜の輪でつながっています。桜回廊の総延長は31km、「日本一の桜回廊都市」として観光地となっています。百十郎桜を起点とした「点」から、桜回廊としての「線」、そしてこれからは「面」としての「日本一の桜名所」を、世界中の方たちからのご協力により創出していきたいと考えています。

クラウドファンディングでのリターン内容例

【百十郎桜&桜回廊寄付プラン】

寄付者ボードへの名入りや、プレミアムカード、限定ラベルを進呈

【桜の植樹プラン】

植樹による寄付者ボードへの名入りと、桜木への名入りタグを装着

個人向け:3,000円〜30,000円、法人向け:50,000円〜100,000円

詳細はこちら

今後も林本店は、酒造りだけでなく、地域への貢献や日本文化の次世代への継承のために新たなとり組みにチャレンジしていきます。どうぞ今後の林本店の活動にご期待ください。

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